ネスレ日本は来年1月から家庭用インスタントコーヒー「ネスカフェ ゴールドブレンド」など56品目を値上げすると発表しました。
価格の上昇幅は、10%から20%程度で「ネスカフェ ドルチェ グスト」専用カプセルの一部製品、「スターバックス」家庭用レギュラーコーヒー製品などの価格も改定します。例えば、「ネスカフェ ゴールドブレンド 80グラム」は、希望小売価格が税込み1031円から1207円に値上がりします。
世界的なコーヒー需要の増加と、生産国であるブラジルの降雨不足により2020年末からコーヒー生豆の相場の上昇が続いていて、加えてブラジルの霜害の影響もあり急激に上昇しているということです。
さらに円安の影響もあり、ネスレ日本は「できうる限りのコストダウンを行っているが、企業努力で吸収できるレベルを超えておりやむをえず価格を改定することにした」としています。